スペインの夏の定番料理と言えば「ガスパチョ(Gaspacho)」。
日本でもスペインの冷製スープとして広く知られていますね。
しかし、ガスパチョによく似ている「サルモレホ(Salmorejo)」はあまり知られていないのではないでしょうか?
僕もスペインに来てから、スーパーでガスパチョの横に並んでいるサルモレホを見て初めて知りました。
今回は、そんな「ガスパチョ」と「サルモレホ」の違いについてまとめてみました。
【スペイン料理】「ガスパチョ」と「サルモレホ」の違いって何?

こちらはスペインのスーパー「メルカドーナ(MERCADONA)」のガスパチョとサルモレホのコーナー。
紙パックのものだと3本セットで1.8ユーロ、ボトルのものだと300mlで1ユーロとお手頃価格。
夏は特に買っていく人をよく見かけます。
ガスパチョはスペインの夏の定番料理
マドリード快晴。
— らすぱるます (@8siFnT3ELQe3lCq) 2019年6月27日
猛烈な暑さ。でも、今日は風があるから生きていられる。笑笑
今日、ブランチを食べたレストランのガスパチョは、すいか🍉が入ってた。
すべて体に良い食材だけ使ったお店。
スペインいる間は、毎日ガスパチョ! pic.twitter.com/MGiqEtFJmM
ガスパチョはトマトベースの冷製スープで、スペインとポルトガルで飲まれています。
発祥は暑さの厳しいスペインのアンダルシア地方。
一般的に使われている材料は下記の通り。
- トマト
- ピーマン
- 玉ネギ
- ニンニク
- オリーブオイル
- 酢
- 塩
- 水
作る人によって多少の違いはあるものの、だいたい上記のような感じ。
作り方はこれらの材料をミキサーにかけて混ぜるだけ。
程よい酸味と塩気で暑い夏に食欲が無くてもサラッと飲めます。
サルモレホはコルドバ発祥の冷製スープ
一昨日の夕食です
— 甃ヤドカリ (@Sotoayamu) 2019年2月6日
コルドバの郷土料理サルモレホ、エル・カバージョ・ロホというお店で頂きました pic.twitter.com/nGrP7ZD3bH
サルモレホはアンダルシア地方の街、コルドバ発祥の冷製スープ。
ガスパチョと同じくトマトベースでよく似ていますが、少し材料が異なります。
- トマト
- パン
- ニンニク
- オリーブオイル
- 酢
- 塩
作り方はこれらの材料をミキサーにかけ混ぜるだけ。
サルモレホの場合、トッピングにゆで卵と生ハムのみじん切りをのせます。
ガスパチョと味は似ていますが、サルモレホの方がパンが入っている分、トロッとした食感がします。
「ガスパチョ」と「サルモレホ」の違いって何?
簡単に違いをまとめると下記のような感じ。
ガスパチョ- トマトの他にピーマンや玉ねぎなどの野菜も入っている
- キュウリやパプリカを入れることもある
- パンが入っていないのでサラッとした飲みごたえ
- 野菜はトマトのみ
- パンが入っているのでトロッとした飲みごたえ
- ゆで卵と生ハムのトッピングが一般的。
日本でもガスパチョは購入することができるので、気になる方はぜひ試してみてください。
まとめ:「ガスパチョ」と「サルモレホ」の違いって何?
以上、今回は「ガスパチョ」と「サルモレホ」の違いについてでした。
材料の違いは多少ありますが、実際に飲んでみて味はそこまで違いはないように思います。
個人的には、暑い夏に飲むにはサラサラ飲めるガスパチョの方が飲みやすくて好きです^^
みなさんはどっち派ですか?
スペインを訪れた際には、ぜひ飲み比べてみてください。
