「スペイン留学っていくらかかるの?」とよく聞かれることがあります。
やっぱり費用は気になりますよね!
ということで、実際に1年間スペインのバレンシアに留学していくらかかったのかを計算してみましたので、留学を考えている方はぜひ参考にしていただければと思います。
スペイン留学の費用はいくら?【1年間で約170万円】
以下の項目に分けて1年間の費用を計算してみました。
項目 | ユーロ | 円 |
① 語学学校の授業料 | 4,250 | 552,500 |
② 家賃 | 3,690 | 479,700 |
③ 食費 | 1,800 | 234,000 |
④ 雑費(交通費、交際費、携帯代など) | 600 | 78,000 |
⑤ 往復航空券代 | 1,620 | 210,600 |
⑥ 海外留学保険代 | 1,180 | 153,400 |
合計 | 13,140 | 1,708,200 |
※1ユーロ=130円で計算
① 語学学校の授業料
これが一番大きい出費となります。
費用を抑えたい場合は、授業料が安い学校を探すか、長期割引を行なっている学校を選ぶと良いと思います。
ですが、これに関しては安ければ良いということではないので、難しいところです。
長期割引があり評判の良い学校としては、「hispania」がオススメです。
② 家賃
スペインではシェアアパートのことをpiso compartido(ピソコンパルティード)といって、3〜5人程度でルームシェアするのが一般的です。
自分の部屋以外のリビング、キッチン、バス、トイレが共用スペースになります。
バレンシアの家賃の目安はだいたい月200〜300ユーロ。
もっと高いピソもありますが、留学生が住んでいるピソはほとんどがこの価格帯かと思います。
③ 食費
月に150ユーロ程度。
ただし、この金額は外食をほとんどせず毎日自炊をすることが前提です。
スーパーで野菜や果物は日本に比べると安く買えるので、自炊をすれば食費は安く抑えられます。
例えば、僕がよく買う食材の金額はざっくりと以下のような感じです。
食材 | ユーロ | 円 |
お米 1kg | 0.8 | 100 |
パスタ 1kg | 0.8 | 100 |
バゲット 1本 | 0.5 | 65 |
卵 6個 | 0.9 | 120 |
トマト 1個 | 0.2 | 25 |
バナナ 1本 | 0.2 | 25 |
ヨーグルト 125g × 6個 | 0.8 | 100 |
オレンジジュース 1000ml | 0.5 | 65 |
ビール 350ml | 0.4 | 50 |
日本に比べるとかなり安いのではないでしょうか。
④ 雑費(交通費、交際費、携帯代など)
月に50ユーロ程度。
交通費は、たまに地下鉄に乗るくらいなのでほとんどかかりません。
交際費は、友達とカフェに行ってコーヒーを飲んだり、バルにサッカーを観に行った際にビールを飲む程度でしたら、1杯1.0〜1.5ユーロなのでそこまでの出費にはならないと思います。
携帯は、月10ユーロのVodafoneのプリペイドシムを使っています。
⑤ 航空券代
時期によって随分値段が違います。
→ 夏にバレンシアに来た時 片道航空券 105,760円
成田 – バレンシア(トルコ航空、イスタンブール経由)
→ 年末年始に一時帰国した時 往復航空券 75,850円
成田 – バレンシア(イベリア航空、マドリッド経由)
バレンシア – 成田(イベリア航空、マドリッド経由)
安く購入するためには、出発日の2〜3ヶ月前までには購入しておいた方がいいでしょう。
⑥ 海外留学保険代
何社か比較しましたが、「たびほ」にしました。
自分で好きなようにカスタマイズでき、値段も安く抑えることができます。
学生ビザを更新する場合は、もっと安いスペインの保険に入ることができます。
まとめ
節約生活のポイントとしては、なるべく家賃の安いピソに住む、自炊を徹底する、不必要なものは一切買わないことです。
そうすれば、月500ユーロもあれば生活することが可能です。
ですが、旅行に行ったり、頻繁に外食をしたり、趣味嗜好品に使ったりするのであれば1年間で200万円は必要かと思います。
また、マドリッドやバルセロナに留学する場合は、バレンシアよりも物価が高いので1.5倍くらいの費用を見積もっておく必要があるでしょう。
これからスペインへ留学を考えている方の参考になれば嬉しく思います。
